2015/07/25

ガンバ大阪×横浜F・マリノス - 相手から学ぶ「ビルドアップの"引き出し"」

何か意味があるのか。
何か価値を提供できているのか。
まずは自己満足から始めよう。

2015/7/19 G大阪 2-2 横浜FM

得点者:パトリック(G大阪)、宇佐美(G大阪)、アデミウソン(横浜FM)、中村(横浜FM)
(Jリーグ公式へのリンク)
 (下から上に攻撃(青)がホームのG大阪)

○注目ポイント

マリノスは1st6位という一見よさそうな成績になったけど、
なんだかんだで5試合勝ちなし。
まずは勝ちが欲しい。


○試合展開

特にどちらが持つという展開ではなく一進一退だったように感じる。
ボールを持ったらチャンスにつなげられたのはガンバ。
マリノスはなかなかシュートまでいかない。
シュートもミドルシュートがせいぜい。
後半80分から2点とって引き分けに持ち込めた分だけ御の字。


○ガンバの攻撃とマリノスの攻撃の比較(サイドの使い方について)

最近、サイドの使い方ばかりみてる・・・。

ボールを持ったときのガンバはCBが開いて、間にDMFがおりてくるパターン。
そのときSBがそこまで高さをとらずに2332っぽくなるのが特徴。
SBが高い位置を取らないと言う事は、
相手が442で守る場合にはFWの脇でSBがボールを持てる。
そこで持とうとするということは、そっから崩す意思を持っているということ(かな)?
目に付いたのは日本代表にも選ばれた倉田の動き。
SMFは、ライン際であっても相手の2ラインの間の位置でボールを貰いたい。
でも立ってるだけではすぐにSBのプレスをうけてつぶされる。
なのでスペースと時間をつくる動きが必要になる。
いわゆる"チェックの動き"っていう超超基本の動きではあるんだけど、
しっかりスペースを作ってたんだから偉い。
世の中にはそういう"うまさ"もあるんだろうな。
タイミングなんだろうか・・・。
倉田はサイドのロールができる点をハリルホ爺にも評価されたんじゃないだろか。

一方のマリノスはサイドバックは高めに保つ。
会えて言うなら334のような感じ。

別にこれでも間違いではないんだけど、
相手FWはDMFのケアを中心としてるので、
相手のプレッシングをかわしてボールを持てるのはCB。
ではというわけでCBがボールを持ち上がるんだけど、相手はそれを無視。
CBでどこまでも持ち上がるわけにもいかずハーフラインあたりでとりあえずパス出すけど、
狙われてプレスをうけてしまうというパターン。
ガンバはこれは準備していたんじゃなかろーか。

そんなこんなでマリノスの攻撃もうまくいかず。
後半にマリノスの攻撃で見かけたパターンで、
たまたまだろうけどガンバのようにSBが下がってもらう場面がありました。
このとき、相手のSMFを誘い出してスペースを作ることができてたわけで、
こういうのをわかって狙ってできるかどうかが大事なんじゃないかなーと思いましたとさ。


○本日のまとめ

俊輔のフリーキックは気持ちよかった。
でも、やっぱり勝ちたいよね・・・。

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