2015/07/27

水戸ホーリーホック×ジェフユナイテッド千葉 - 繋げないジェフ

隙間をみつけてなんとか更新。
しかも更新のタイミングですでにこの次の節がおこなわれているという・・・。
そこまでして得るものとは・・・。


2015/7/22 水戸 1-1 千葉

得点者:ネイツ(千葉)、馬場(水戸)
(Jリーグ公式へのリンク)
 (下から上に攻撃(青)がホームの水戸)


○注目ポイント

解任&監督交代ブースとの水戸。
監督交代以降、3勝3分1敗。
万国共通のブーストの原因とは。
一方、序盤好調だったけど、ジリジリ順位をさげて
プレーオフ圏外も見えてきた千葉。
千葉の不調の原因をさぐりたい。


○試合展開


パチンコサッカー・・・。
ロングボールが飛び交う展開。
単独突破+PKで1点の千葉に対して、DFからの流れから1点の水戸。
J2における立場的にもやりたいことを遂行できたのは、たぶん水戸なのでしょう。


○千葉の攻撃 - 水戸の準備と繋げない千葉


千葉の基本は、両サイドに開くCBと落ちてくるパウリーニョ。

これに対して水戸はしっかり準備をしていたように思われた。
基本はとにかく「パウリーニョは中継させない」。
対応その1としては、CBの距離が近いときはFW2人でプレッシング&マーク
CBが完全に開けて走る距離が遠くなった場合にはCMFがパウリーニョをマーク
まぁ、コレだけといえばこれだけ。
この水戸の守備の前に千葉はロングキックを蹴ることになるが、
トップ下が小柄な町田であったり、こぼれ球の拾い方も整理されてないようだったり、
ロングキック自体は蹴らされているという感じがありありと。



○水戸の攻撃 - さらっと(得点シーンはよかったよね)


水戸もCBが開いてDMFが降りる形を基本としているけど、
千葉のFWのプレッシングはなくCBも普通にパスが上手いようで、
バイタルにパスが結構な数が供給されてました。
そこから人が動いてしまいガタガタ。
空いたスペースを埋めるのに駈けずり回るパウリーニョを見るのは
なかなかに切なかった。

あと、水戸の得点したシーンは極めて僕好みだったので紹介しておきます。

水戸SBがボールを持っているところからスタート。


水戸FWが一枚引き、千葉CBがつぶしに前に出る。
そこで水戸FWはダイレクトで水戸CMFに戻す。
ここでさらに千葉CBが飛び出して空いたスペースに
もう一枚の水戸FWが外に流れる。
そこにもう一枚の千葉CBがついていかざるを得ず、全体がかなり右に偏る。
そのため、千葉SBは中央へ入り、空いてるスペースを埋める。
(なお、最初のパスから逆サイドの水戸SMFは走っていて、
 ゴール前に入り込んでいる)
 水戸FWは逆サイドに上がっていた水戸SMFにパスを出し
ダイレクトシュートでゴール。
千葉SBはフリーではいたけど、視界を横切るパスに対応できず。
スペースを作って、空いたスペースを利用する良いゴールだったと思います。
千葉がしっかりボールを中心にゾーン守備を作れていれば、
防げていたような気もしますが・・・。
この辺が千葉の現状も表しているのかもしれません。


○本日のまとめ

監督交代した水戸が、
磐田と千葉に引き分けて混戦にするとか、
J2マジ魔境。
傍から見ている分には楽しくてしょうがない。

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